【2019】メンバーインタビュー第六弾&京都さくらよさこい告知

【メンバーインタビュー企画第六弾】
なるたかは今年結成6年目を迎えました。
総勢120名を超えるメンバーは1人ひとりが様々な想いを抱え、なるたかで踊っています。
そんなメンバーたちの裏側に迫る連載をお届けします。
インタビュー企画第六弾は、なるたかを通して出会い、昨年結婚したこの2人!


関東アシスタント 角田大地 / 角田英子

 

■なるたかを知ったきっかけと入会したきっかけは?
大地初夢のお披露目で、今までにない踊りのスタイルやよさこいの新しい可能性に心を奪われ、このチームの成長に自分も携わりたいと感じたのがきっかけでした。なるたかはいい意味で未完成のチーム。個々一人ひとりが創り上げているような雰囲気がそこにはありました。このチームなら自分がいる意味や価値を思い切り見い出せるのではないかとワクワクしたことを覚えています。
英子新しいチームが立ち上がるから一緒に踊らないかと今の副代表から声をかけられたことがきっかけです。学生チームを引退して、もうあの時のように熱中して頑張ることはできないだろうと、しばらくよさこいから離れていたところでした。これから立ち上げるチームならではの、一人ひとりが主体になって創り上げていく大変さや新鮮さを感じることで、本気で打ち込めるものができるかもしれないと思い、入会を決めました。

 

■なるたかに入って自分が変わったことは?
大地よさこいを続ける目的が”踊りの成長”から”人としての成長”に変わったことですかね。学生時代は「踊るのが楽しいから」「もっと格好良く踊れるようになりたいから」という思い一辺倒でよさこいを続けていました。それがなるたかに入ってからは、ダンスリーダーを経験したこともあり、踊りの伝え方を模索したり、メンバーの士気の高め方を考えたりする時間が多くなった気がします。自分のできることを増やし、人として成長できることにやりがいを感じるようになったのが大きな変化ですね。
あと、少しだけ笑いに貪欲になりました(笑)。人前に立つ機会が増えたことで、皆の気を惹くことも重要なスキルだと感じるようになりました。場の雰囲気を作るのに長けている人が多いので、いつも刺激をもらっています。

英子チーム全体を意識して行動することが多くなりました。自分のスキルアップももちろん大切ですが、チームの踊りがどんな風に見えているのか、その時踊る場所によって、チームを良くするためには自分はどんな踊りをした方がいいのか、仲間一人ひとりが、どんな踊りになったらいいのか、常に考えるようになりました。それはこの5年間で、なるたかというチームと、このチームが作り出す演舞が本当に好きになったから。そして、なるたかに在籍してきたたくさんのメンバーの、努力や本気をずっと見てきたから。自分の力が皆のためになるように、自分だけが見てもらえればいいわけではなく、「なるたかってこんなチームなんだよ!私の仲間はこんな踊りをするんだよ!」と、お客さんに伝わってほしい、そんな気持ちで演舞をしています。

 

―『真剣に楽しく、ひたむきに』

■なるたかの練習やお祭りの雰囲気はどのような感じですか?
大地練習は基本和やかですが、締めるとこは締めてひたむきに取り組んでいます。年齢層も幅広いですが、皆それぞれが積極的に練習を盛り上げている印象です。
お祭りではなるたかの持ち味である”ライブ感”を中から感じることができます。ここぞという時に生まれる、お客さんも巻き込んだ一体感ある雰囲気は最高ですね。

英子練習は、皆真剣に、でも楽しく。本気だからこそ厳しい言葉が飛んできたり、出来ない自分に悔しくなることもあります。とはいえ、ずっと張り詰めている訳ではなくて、ペアになって筋トレをしたり、ブロック内で声をかけあったり、時には金子さん(総合演出)やダンスリーダーがギャグを飛ばしたり(笑)、そういう和気あいあいとした雰囲気も持っているのがなるたかの練習の好きなところです。
お祭りでは、とにかく楽しく!!もちろん、踊りの技術や、隊列を揃えたりすることも大切にしていますが、目の前のお客さんに笑顔になってもらいたいという想いを一番よく感じます。声を出して、目を合わせて、笑顔で励まし合って、皆で創りあげたものが、お客さんに伝わって笑顔になる。その感覚を味わえた時は最高に楽しいし、皆と踊れて本当によかったなと思います。

 

■今年度からダンスリーダーのアシスタント制度が導入され、関東アシスタントとして活動することになりましたが、どのように活動していきたいですか?意気込みなどあれば!
大地経験をある程度積んできたメンバーの”もう一歩”をサポートできればと考えています。これまでなかなか細かく見ることができず、くすぶっていたメンバーを引き上げ、チームとしても大きく成長できればと思います。また同時に、今一度自分の踊り方を見直し、表現力を身につけて、皆を引っ張っていきたいですね。
英子ひとつは、チームの”架け橋”になることです。ダンスリーダーを務めていた間、現リーダー達をずっと見てきて、彼らがどれだけチームを想っているか、メンバーを大切にしているかをひしひしと感じてきました。これからなるたかが沢山のメンバーで活動する時、リーダー達の想いが強いからこそ、それが全員へ伝えきれずもどかしい思いをすることがあるかもしれません。そんな時に、アシスタントの立場から、リーダーとメンバー間の架け橋になるようなサポートができたらいいなと思っています。
もうひとつは、メンバーへ”きっかけ”をつくることです。なるたかには、踊り自体が初めてで、どんな風に動いたらいいのかまだわからない人や、ある程度踊れるようになったけどここからもうひとまわり成長したい!と考えている人がたくさんいます。そういった人達へ個々のスキルに合ったアドバイスや場所づくりをすることで、皆が一歩先に踏み出せるきっかけになればいいなと思っています。

 

―『大切なコミュニケーションの場』

■なるたかを通して結婚されていますが、結婚してから変わったことはありますか?
大地大して変わらないですね(笑)相変わらず、なるたかのことについて良く話してます。こうすればもっと練習良くなるんじゃないかとか、あの子が今年急成長してるとか。
英子一番の共通点なので、なるたかの話はやっぱり多くなりました。このお祭りが楽しみだとか、ここの踊りが難しいとか、チームをもっと良くするためにどうしたらいいかとか、気づくとアツい話し合いが開かれていることも(笑)
また、夫婦で一緒に自主練をすることもよくあります。指摘し合って、お互いに実りのある練習になっていると思います。結婚する前は、結婚したら、よさこいは続けられないんじゃないかなと少し不安だったのですが、趣味の時間と夫婦の時間がバランス良くとれて、今はどちらも楽しんでいます。
同じ趣味があって、なるたかが大切なコミュニケーションツールになっているのは、本当にありがたいです。

 

■2人にとって、なるたかとは?
大地/英子お互いを認め合い、高め合う場です。個々が前に出れるのがなるたかの特徴。そんな環境の中でみせる練習やチームに対するメンバーの姿勢に刺激を受け、尊敬できる部分を多く吸収することができます。これはメンバー間はもちろん、夫婦同士でも同じです。そんな人間としても大きく成長できるチャンスを与えてくれるなるたかをこれからも大切にしていきたいと思います。

 

―ありがとうございました!

なるたかは4月6・7日に『京都さくらよさこい』に参加します。
2018年度“TOKYO”の演舞もさくらよさこいを含め残り2回となりました。
是非、お越しください!

 

『京都さくらよさこい』なるたか演舞スケジュール
4/6(土)
二条城:11:28
ロームシアター:13:06
神宮道:13:41
ゼスト御池:15:05

4/7(日)
二条城:11:07
梅小路:13:27

 

▼京都さくらよさこい公式HPはこちら
http://www.sakuyosa.com/