【2019】なるたかメンバーインタビュー企画第四弾

【メンバーインタビュー企画第四弾】
なるたかは今年結成6年目を迎えました。
総勢120名を超えるメンバーは1人1人が様々な想いを抱え、なるたかで踊っています。
そんなメンバーたちの裏側に迫る連載をお届けします。
インタビュー企画第四弾は初年度からダンスリーダーを務めるこの方!

ダンスリーダー 森野遥

 

―『エネルギッシュな”オトナ”たち』

■初年度からのメンバーですが、なるたかに入って自身が変わったことは?
私は社会人になると同時にチームが結成されて入会したので、社会人を見る目が変わりました。昔は大学を卒業したらあとはひたすら会社の為に生きる人生……みたいな社会人像がありましたが、みんな平日必死に働きながら実はお休みの日にこんなことしてるの?!とびっくりしました。これが普通じゃないのかもしれませんが(笑)。あまりにエネルギッシュで生き生きしたオトナたちが周りに沢山居てくれるおかげで、社会人も捨てたもんじゃない、まだまだ楽しめるなって思えます。

 

■ダンスリーダーとしてのやりがいや、印象に残っていることは?
しいて一つ挙げるとすれば、メンバーがお客さんの前でお披露目の日を迎える瞬間です。
毎週のように平日夜に補講練習をした子、振り覚えがちょっと苦手な子、自主練を沢山開催してくれる子…。色々なメンバーと一緒に過ごした時間が蘇り、メイクをして衣装を着てちょっと緊張した佇まいの皆を見ているとこの日を無事に迎えられて本当に良かったなと感じます。
数年前、仕事の都合でなかなか練習に来られず途中でギブアップしてしまった子がいました。自分自身フォローしきれなかった責任も感じましたし、何より、お祭りの一番楽しい瞬間を味あわせてあげられなかったことをとても悔しく思いました。だからこそ、スタートの瞬間を一緒に迎えることはリーダーとしてのやりがいの一つです。
お金に換算できないからこそ、自ら価値を見つけないといけませんし、裏を返せば一瞬一瞬に価値を見出しています。自分が注いだ熱量の分、いやそれ以上にみんなが返してくれるチームなので、やりがいはひとしおです。

 

■5年間のなるたかをそれぞれ振り返ると?
1年目:ガムシャラに迷子!何もかもが手探りで、全員が目の前のことに必死に取り組んでいたような1年だった気がします。とりあえず勢いだけは負けない!!みたいな感じでした(笑)。

 

2年目:固まる前のコンクリート。1年目を経験したからこその新たな目標が見え始め、でもそれを実現できる環境はなかなか整わず…。やりたいこととやれることとの狭間で苦しんでいましたね。

 

3年目:光が見えてきた3年目。進むべき方向やみんながやりたいことが、やっと一つにまとまってきたことを感じました。高知の全国大会にもチームとして初めて出場することが出来ました!

 

4年目:形になったものに対して歩き出した4年目。メンバーも100人を超え、更には各人のキャラクターが本当に立っていました。毎練習、毎祭りで誰かの良いところを発見していたように思います。

 

5年目:チームがどんどん頼もしくなってきた5年目。気付けば自分もチームの平均年齢を超えていました(笑)。とにかくみんなパワフルで、なるたかを愛しているメンバーに溢れているなあと感じます。

 

―『エネルギーのあるところ』

■そんな5年間を振り返って、なるたかでの一番の思い出は?
本当に色んなことがありましたが、ふと浮かんだのは、2014年(初年度)の高知よさこいで最後の夜に踊った追手筋会場での演舞。チームが立ち上がってから色んなことが手探りで不安や迷いも多かった中、なんとかみんなでやってきた高知の地。そこで初めてチームが一つになって、ようやく歩き出した感覚を味わったことを思い出します。

こうして振り返ってみると、チームとして年々レベルアップしていることを改めて実感します。変わり続けるものと変わらないものがありつつ、エネルギーのあるところにエネルギーが集まってくる、そんなことを体現したチームだと思います。

 

■あなたにとって、なるたかとは?
「“理由”をくれる場所」です。
あの子がこんなに頑張ってるんだから、私も頑張る。こんな風にしたい、なりたい。だからもっとこうしたい。週末またみんなと踊れる…だから一週間お仕事頑張る。
なるたかは、そんな沢山の「理由」をくれる場所。一緒に汗をかいて恥をかいて駆け抜けられる仲間がいる、私のエネルギーの源です。
そしてなるたかの踊りを見てくれるお客さんにとっても、なるたかが、皆さんの何かの「理由」「キッカケ」を生み出せる存在になれたとしたら、心から幸せなことだなと思います。

 

―ありがとうございました!
なるたかは5年間、沢山の人に支えられ、今年6年目を迎えます。
6年目のなるたかもどうぞご期待ください!

 

2019年度演舞「indigo」プロモーションビデオはこちらから